【警告】Googleの手動ペナルティの発動とマット・カッツ氏の言葉

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【警告】Googleの手動ペナルティの発動とマット・カッツ氏の言葉

過去、僕はあるサイトでGoogleから手動による対策によって手動ペナルティを受けた経験があります。
ペナルティ内容は「価値のない質の低いコンテンツ」です。
手動ペナルティを受けた当時は、躍起になって、ペナルティ解除のために色々な情報をネットで探し回っていましたが、マット・カッツ氏の動画を見て一番腑に落ちました。

Google手動ペナルティ
現在、僕自身が様々なサイトを運営するにあたり、一番大事にしている事が以下の動画に全て詰まっています。

上記の動画の字幕部分を抜粋・引用させてもらいながら、どのようなコンテンツがGoogleが示す「価値のない質の低いコンテンツ」を改めて考えていきたいと思います。
引用サイト:[手動による対策] レポート – Search Console ヘルプ

ページの一部分を変更しただけの「誘導ページ」

ページの1部分を変更しただけの「誘導ページ」
わかりやすいのは「誘導ページ」です。さまざまなタイプがあります。
たとえば、フレーズやキーワードを少しずつ変えたページを大量に作り、アクセスしてきたユーザーを特定のページに誘導するのです。
「ここをクリック」などと書かれた大きなボタンを表示したりしています。
もっと巧妙な誘導ページもあります。たとえばGoogleでは「デンバーでのディレクTV導入なら」というページを見つけました。
調べてみると、コロラド州のすべての都市のページが見つかりました。
ボールダーとか、アスペンでも「○○でのディレクTV導入なら」となっている。
そういうページの個々の内容はわりと妥当に見えるのですが、同じようなページをいくつも見ると変えてあるのは都市名だけだったりします。これも誘導ページです。
誘導ページは間違いなく質の低いコンテンツに該当するでしょう。

僕が手動ペナルティを受けたサイトもいわゆる「誘導ページ」でした。
PHPとデータベースを学習し、データベース型のサイトを構築していたのですが、やはりコンテンツの量が少なく、今思えばとてもユーザーが満足できるようなサイトではなかったと思います。
このような「地域名+○○○」と言ったサイトでも上位表示がされていた時代がありましたが、現在ではあまり見かけないような気がします。
地域別に複数のサイトやブログを持っていたとしても、そのひとつひとつがオリジナルで、内容が濃く有益であれば、何の問題もありません。
あくまでも、検索ユーザーのために、有益な検索結果と有益なコンテンツを提供することを意識すれば大丈夫でしょう。

付加価値のないアフィリエイトサイト

それ以外に最もよく見かけるのが実質のないアフィリエイトサイトです。
アフィリエイトは、ユーザーがあなたのサイトから別のサイトに移動して何かを購入すると、一部が報酬として支払われる仕組みです。
たとえばそのユーザーの購入金額の5%が支払われる、といった具合です。

ただし、本来のアフィリエイトサイトは明確な価値を付加します。
たとえば前学期の教科書6冊についてレビューを書いたとします。
「線形代数」はわかりやすかったけど「アルゴリズム入門」はイマイチだった。そしてAmazonのアフィリエイトリンクを設定する、
これなら付加価値があります。
あなたのレビューを参考に教科書を選べます。

実質のないアフィリエイトは少し違います。
ただ単にアフィリエイトフィードを見つけてきて設置するだけです。
アフィリエイトフィードにはさまざまな商品の説明が載っています。
それをただ見つけてきてウェブサイトにアップするだけで、宣伝文句も変えず独自の洞察、調査、分析もレビューも動画もなし。
これでは価値を付加しているとは言えないでしょう。
ウェブ上には似たようなアフィリエイトサイトがたくさんあります。
アフィリエイトをしているなら次のように自問自答してみてください。

「私のページは他のアフィリエイトサイトより付加価値が高いだろうか」
「ショップのサイトから直接購入するより価値があるだろうか」

実質のないアフィリエイトは作成する側には人気があります。

アフィリエイトフィードは簡単に設置でき、人々が勝手に買い物をするだけでお金が儲かるからです。

単純な商品紹介ページだけではなく、あくまで消費者の視点に立ったレビュー記事などユーザーにとって付加価値のあるサイトを目指さなければならないということですね。
アフィリエイトはスタートするのが簡単で手軽に取り組めますが、やはりサイト運営者独自の視点で作成されたコンテンツでないと、ユーザー、Google双方にとっても付加価値のあるサイトということにはなりません。
個人的な趣味になりますが、以下のようなサイトを見ると、レビューの記事の質も高いので、買う時には、参考になりますよね。

納得パソコン購入術!パソ兄さんでは、DELLパソコン(Inspiron・XPSシリーズ)を納得して購入できるように、ユーザー視点にかなりこだわってレビューをしています。
ドスパラのパソコンを徹底レビューだけでなく、パソコンに関する便利ワザなどコンテンツを多岐にわたって提供しています。
MOOOIIは、ガジェットレビューを中心にMacやiPhoneの便利なアクセサリ・使い方・アプリの紹介、Web・ネットに関する話題のサービスを発信

 

実質のないシンジケーション

他に「実質のないシンジケーション」というのもあります。
シンジケーションでは、さまざまなサイトからコンテンツを集めます。
それ自体はまったく問題ないのですが中には、質の低いアーティクルバンクやアーティクルマーケティングサイトも存在します。
あるトピックについて500語の記事が欲しい、という理由だけで適当に記事を見つけてきてサイトにアップします。
時にはサイト全体がそのような実質のない質の低い記事で埋め尽くされていて、ユーザーが不快に感じることもあります。
これが実質のないシンジケーションです。

いわゆる「まとめサイト」でしょうか?
引用主体のキュレーションメディアが一時検索上位を占めていた時期もありましたが、質の低い引用記事も多いことは確かなので、去年辺りからGoogleの評価も下がってきているように感じます。
もちろん有益なコンテンツもあるので「情報を効率よく入手する」目的で利用している方もいるかもしれませんが、「引用」だけのコンテンツの終焉は近いのかもしれません。

他にも、RSSから情報を集めたりサイトを無断で複製したりコンテンツを集めるときはその行為に価値があるかを考えてください。
アフィリエイトフィードを1つだけ使うにしてもさまざまなサイトからコンテンツを集めるにしてもそこに独自のコンテンツがなければ
ユーザーにとって価値はありません。
ウィキペディアの記事を引用してもそれ以外の部分が他のサイトと全く同じなら価値が付加されたとは言えません。
自分のサイトに価値があるかどうかわからなければ友だちに聞いてみましょう。
「同じキーワードで検索して見つかる他のサイトと君のサイトとの違いはわからないね」
と言われるかもしれません。

さすがに今の時代、他人のブログのRSS取得をして、自動生成している方はいないと信じたいですが、このようなコンテンツも検索エンジンにはインデックスしていないだけで、まだまだ存在しているのかもしれません。
ただし、引用自体は、出典元へのリンクといったルールを守れば、問題ないと思います。
引用を用いながら、自分の見解や価値のある情報をプラスすることにより、付加価値のあるコンテンツへ昇華できるのが理想ですね。

価値のない質の低いコンテンツに関するメッセージが表示されたらこう自問自答してください。

「どのコンテンツを削除すべきだろうか」
「もっと独自の視点はないだろうか」
「もっと付加価値を高めてアクセスしたユーザーに喜んでもらえないだろうか」

以上、簡単に説明しましたがウェブマスターとしての立場を離れ検索ユーザー、一般ユーザーの立場から考えてみてください。

誘導ページ、実質のないアフィリエイト、RSSから情報を集めただけのページは、質の低い記事などはユーザーが望むコンテンツではないと言えるでしょう。

いかにユーザーを不快にさせていたか、なぜスパムとして報告されていたか、そして価値を付加することが大事だと理解できるはずです。
品質が低く、ガイドラインに違反していると判断されればウェブマスターツールのメッセージセンターにメッセージが表示されます。
それが、サイトの価値を高めサイトをもっと魅力的にするきっかけになることを祈ります。
以上です。

マット・カッツ氏の 「価値のない質の低いコンテンツ」に関する見解はいかがだったでしょうか?
この動画内で一番多用されている言葉、それは「価値」という言葉です。
情報においての「価値」というのは、時代によって移り変わっていくし、陳腐化されていきます。
特にネット系の話題は、3ヶ月前の情報はもう使えないという事も当たり前の世界です。
Googleの検索アルゴリズムも日々進化していきます。
サイト運営者である僕たちもSEOやらコンテンツ・マーケティングやらソーシャル・マーケティングやら日々、情報の渦に巻き込まれ(振り回され)ています。

しかし、この「価値」という本質的な部分はあまり変わらないのかもしれません。

それは、そのサイト運営者でしか作れない「コンテンツ」や「サービス」なのかなと感じます。
その「コンテンツ」や「サービス」がサイトに訪れるユーザーにとって有益であれば、何の問題も発生しないし、手動ペナルティやスパムも発生しないはずです。

自己の反省も踏まえ、改めて書いてみました。
みなさまのブログやウェブサイトの運営にお役に立てれば幸いです。

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