SEOで失敗しない!キーワードの選定における4つのポイント

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SEOで失敗しない!キーワードの選定における4つのポイント

サイトへの集客は、現在、twitter、FacebookといったSNSやリスティング広告など様々な集客方法があります。
SNSにおいての「バズる」という瞬間的かつ爆発的なアクセスも魅力ですが、安定的な集客を目指す場合は、検索エンジンからの流入を増やしていくことが最も重要となります。
この検索エンジンからの流入を増やしていくために運営サイトを検索エンジンに最適化をしていく対策が SEO となりますが、今回は内部施策や外部施策といったチューニングといったお話ではなく、SEOを行う上で最も重要な入り口である「キーワードの選定」となります。

しかし、サイトのテーマは決定しても、何も状態からキーワード選定しようとすると、どこから手を付けていいかわからないと感じるかもしれません。
このキーワードの選定には、ある程度決まった手順があり、この手順に沿って対策を行えばある一定以上のクオリティを担保することができます。

今回はこの「キーワードの選定」を4つのステップに分けてご紹介します。

サイトに関連しそうなキーワードを広く収集する

まずは自身の運営するサイトに関連するキーワードを幅広く収集しましょう。
この段階では、可能な限り候補となるキーワードを多く収集したほうが、キーワード選定のクオリティが高まります。

コンバージョンに至るまでのユーザーの行動を想定する

運営するサイトのコンバージョン(目標)に到達するユーザーを明確にして、そのユーザーがコンバージョンに至るまでにどんな情報を集めるかを考えます。

液晶テレビを購入するまでのユーザーの行動を想定した場合

ユーザーが知りたい事
第1フェーズ
全体についての情報収集
今、購入するなら2Kと4Kどっちがいいのかな?
人気のメーカーと機種は?
自分の部屋に最適なサイズは?
第2フェーズ
ユーザーニーズを絞り込んだ情報収集・比較検討
録画機能は充実しているかな?
ゲームを楽しみたいので、ゲームモードは搭載されているかな?
第3フェーズ
アクションを前提とした検索
このメーカー・機種の口コミはどうだろうか?
最安値で買うためには、どこのショップを選んだらいいのだろう?

キーワードの選定は、第3フェーズにおいての「アクションを前提とした検索」を行うユーザーを想定し、考えてしまうことが多いでしょう。
例であげると「○○○(機種名・型番)+ 価格」などです。
しかし、このようなキーワードだけでは、検索キーワードとしての幅が広まりません。

「購入」といったコンバージョン直前の「行動を前提とした検索」だけを想定するのではなく、ユーザー視点で徹底的に考えてみて書き出してみましょう。

  • ユーザーがコンバージョンに辿り着く前に解消したい疑問点は何か?
  • 知っておきたい情報は何か?そしてその際に使用する検索キーワードは何になるのか?
  • 専門用語を使用しない場合、どういった検索キーワードを使用するのか?

ツールを使ってキーワードを抽出する

自身でユーザー視点でキーワードを考えるのには限界があります。
上記のユーザーの視点が理解できたら、ウェブ上の様々なツールを使用して関連するキーワードを集めていきましょう。
キーワード収集に使えるツールは色々ありますが、今回は以下の3つをご紹介します。

Googleアドワーズ:キーワードプランナー

Googleリスティング広告サービスの『Google Adwords(アドワーズ)』の機能として「キーワードプランナー」が用意されています。
「キーワードプランナー」を利用することによって、検索キーワードのニーズを数値で確認できます。

検索ネットワーク キャンペーンのプラン作成、掲載結果の分析情報の取得、キーワード候補の表示に役立つツールです。

このツールでは「月間平均検索ボリューム」という調査したいキーワードの検索回数が調査することができるのですが、2016年9月9日より、この数値の表示形式が「1000〜1万」というようにアバウトな算出となりました。
キーワードごとの具体的な数値を表示させるには、『Google Adwords(アドワーズ)』で広告を出稿する必要があります。
1日の予算が数百円といった少額でも始めることができるので、リスティング広告の学習も兼ねて、始めるのも良いかもしれません。
少額でGoogleアドワーズを始めて、キーワードプランナーを使うためには、以下の記事が参考になります。

2016年9月9日、以下の記事でも解説した通り、GoogleAdWordsのキーワードプランナーで大きな仕様変更がありました。

関連キーワード取得ツール

攻略したいキーワードの複合キーワードを調査するときには、「関連キーワード取得ツール」を利用しましょう。
トップページの見た目は非常にシンプルですが、非常に優秀なツールです。
「Yahoo知恵袋」や「教えて!Goo」の関連している質問も表示されるので、ユーザーの潜在ニーズも拾い上げることもできます。

Googleサジェスト、Yahoo!関連語API、教えて!goo、Yahoo!知恵袋の情報元より関連キーワードを一括取得し、表示するツールです。

自身のサイトのキーワードデータ

自身でサイトを運営している場合、Googleアナリティクスやサーチコンソールのデータを分析することにより、サイトにアクセスされた時の検索キーワードやキーワードの検索結果などが分かります。
このようなデータから「流入数は多くないが、コンバージョン率が高いキーワード」や「オーガニック検索での流入はないが、リスティング広告の流入が多い」といったデータを見つけます。

  • Googleアナリティクスの「検索クエリ」
  • サーチコンソールの「検索アナリティクス」

競合サイトの対策キーワードを調査

自身のサイトにとって、重要度が高いキーワードで、現状、上位表示されているサイトがどのようなキーワード施策を行っているのかを調査します。

  • 各ページのタイトルにはキーワードが含められているか?
  • サイトの構造はどうなっているか?
  • 内部リンクを多く集めていそうなページはどこか?
  • グローバルナビゲーションにはどのようなカテゴリーが設置されているか?
  • キーワードの掛け合わせで検索できるようになっているか?

上記の視点で、各ページでどのような検索キーワード対策を行っているのかを確認します。

キーワードの調査をする

「1.サイトに関連しそうなキーワードを広く収集する」で収集したキーワードの候補の数はかなり多くなっているはずなので、これからの調査で、キーワードの絞込をして分類していきましょう。

月間検索ボリュームの調査結果から対象キーワードを抽出

各キーワードの月間検索ボリュームを調査します。
調査には先にもご紹介したGoogleアドワーズのキーワードプランナーを利用します。
キーワードプランナーの使用方法は以下のサイトをご参照ください。

Google AdWordsキーワードプランナーはGoogleが正式に公開している無料ツールで、
これを使えば、キーワードの月間検索ボリュームや、他サイトとの競合性、関連して検索されているキーワードを簡単に調べることができます。

月間検索ボリュームが少ないキーワードは、この調査の時点で一旦切り捨てましょう。
検索ボリュームが少ないキーワードに対してコンテンツやSEO施策を行っても、アクセスの大幅な増加は見込めないからです。

切り捨てる検索ボリューム数は、自身の運営するサイトの種類によって異なりますが、概ね1,000前後を目安に切り捨てするのが良いでしょう。

中には検索ボリュームが少なく切り捨ての判断が難しい場合、上位表示された場合のクリック率や想定コンバージョン率を用いて、想定コンバージョン数を算出し、自身が納得できる数値が設定できるのであれば、候補と検討しても良いでしょう。
想定月間検索ボリュームが2,000の場合の想定獲得コンバージョン
想定月間検索ボリュームが2,000の場合の想定獲得コンバージョン数

※上記、図の「検索結果1ページ目のクリック率」の「8.2%」検索結果における1位~10位のクリック率の平均を算出しています。
よって実際には上位5位以内に入らなければ実現は難しいクリック率となります。
検索順位におけるクリック率(CTR)に関しては、以下の記事をご参考ください。

英NetBoosterが、検索結果のクリック率 (CTR) を独自に調査した。1位が19.35%、2位が15.09%、3位が11.45%。4位以下は10%を切っている。

上位表示難易度の調査

調査結果より残ったキーワードの上位表示難易度を調査します。
Googleキーワードプランナーの競合性を参考としても良いですが、この競合性は、リスティング広告におけるデータになりますので、オーガニック検索における難易度を調べるツールを使うことが理想的です。

検索エンジン最適化の際に悩むSEOキーワードを難易度で分かりやすく比較できます。

キーワードの分類をする

最初に考えたユーザーがコンバージョンに至るまでの流れに沿って、それぞれのキーワードがどの段階に当たるか考えます。

  • 全体についての情報収集
  • ニーズを絞り込んでからの比較検討
  • アクションを前提とした検索

液晶テレビを購入するまでのユーザーの行動を想定した場合

ユーザーが知りたい事 検索キーワード
第1フェーズ
全体についての情報収集
今、購入するなら2Kと4Kどっちがいいのかな?
人気のメーカーと機種は?
自分の部屋に最適なサイズは
「液晶テレビ 2K 4K 違い」
「液晶テレビ 人気 ブランド」
「液晶テレビ サイズ 選び方」
第2フェーズ
ユーザーニーズを絞り込んだ情報収集・比較検討
録画機能は充実しているかな?
ゲームを楽しみたいので、ゲームモードは搭載されているかな?
「液晶テレビ 録画機能 比較」
「液晶テレビ ゲーム おすすめ」
第3フェーズ
アクションを前提とした検索
このメーカー・機種の口コミはどうだろうか?
最安値で買うためには、どこのショップを選んだらいいのだろう?
「○○(型番・メーカー名)口コミ」
「○○(型番・メーカー名)価格」

キーワードの分類の方法に、絶対の正解はありません。
SEOを行う上での優先順位付けをしやすくするための手段ですので、ユーザー視点でわかりやすい分類を行ってください。

優先順位の決定

最後に分類したキーワードを元に優先順位を検討していきましょう。
全てのキーワードに対して一気に対応するのは不可能なので、今まで調べてきた内容を元に優先順位付けしていきましょう。
もちろん検索ボリュームの多いコンテンツから取り掛かるのが理想的ですが、新規コンテンツやページを作成するのが困難な場合は、現状のページでキーワードに対するニーズが満たせそうな場合、タイトルやテキストの調整を行っていきましょう。

まとめ

ユーザーのニーズを汲み取ったキーワード選定を最初にしっかり行うことができれば、コンテンツの作成方針がはっきり見えてきます。
もちろん最初に設定したキーワードが想定通りに行かないこともあるかもしれませんが、こちらで定めた優先順位の通りにしっかりと対策をしていけば、SEOの成果を実感することができるでしょう。
当記事が皆さまのサイト運用の一助になれば幸いです。

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