ここに注目!レンタルサーバーを選ぶ時の5つのポイント!【初心者のためのサーバー講座】

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ここに注目!レンタルサーバーを選ぶ時の5つのポイント!

前回は、レンタルサーバーの種類や特徴を解説しました。
インターネット上には、レンタルサーバーの比較サイトはたくさんあり、スペック等は掲載していますが、何を基準にして選べばよいのかが分からない方も多いかと思います。
今回はスペックや単純な比較記事だけに頼らないレンタルサーバーを選ぶ際のポイントを5つにまとめました。

503エラーが出にくいサーバーを選ぶ

503エラーが出にくいサーバーを選ぶブログやサイト運営を行っているとソーシャルメディアからの急激なアクセスが発生する場合があります。
その時に「503エラー」という表示が出て、Webサイトが見れなくなるケースがあります。
503エラーの原因は、サーバーへの同時アクセス数の制限を超えているため、訪問者の閲覧を制限しているという状態です。
503エラーが発生すると、訪問者は一時的にサイトの閲覧ができなくなってしまいます。
ECサイトであれば、商品の購入もできないですし、ブログであれば、せっかくソーシャルメディアからのアクセスが集まってきている状態なのに、サイトが表示されない状態です。
このような状態は、非常に大きな機会損失につながります。

1台のサーバーを複数のユーザーが使用する共用サーバーは、一人当たりのサーバー使用料を安くしていますが、一部のユーザーのサイトに急激にアクセスが増加すると、サーバー全体の処理速度が落ち、同じサーバーを使用しているほかのユーザーに影響が出てしまいます。
このような状態にならないように共用サーバーは、同時アクセス数の制限を厳しくかけているケースが多いです。

ほとんどのレンタルサーバー会社は、同時アクセス数の上限を公表はしていませんが、一部のレンタルサーバーでは、公開している場合もあり、同時アクセス数の上限を変更できるオプションプランを用意している場合もあります。

バックボーンの容量が大きいサーバーを選ぶ

バックボーンの容量が大きいサーバーを選ぶレンタルサーバーはバックボーンの容量が大きいほど、回線が太いということになります。
コンテンツの肥大化やスマホ等のモバイル端末の急増により、ネットワーク回線は、年々逼迫されています。
よって、バックボーンの容量の大きさは、レンタルサーバーを選ぶ際には重要なポイントとなってきます。
現在、回線速度が「10Mbps共有」や「100Mbps共有」といったレベルのレンタルサーバーでは、厳しいと感じます。
なぜなら、画像などを多用しているサービスでは、データ転送量も多く、たとえば300KBのデータ転送量が必要なコンテンツの場合、
「1KB/s=8Kbps」 になりますので、この場合、ひとりのユーザーがページを見るだけで「約2.4Mbps(2400kbps)」の転送量が発生します。
もし、10Mbps共有回線(ベストエフォート)のサーバーだった場合、10 ÷ 2.4 = 4.2.となり、同時に「4アクセス」発生しただけで、回線容量をオーバーしてしまいます。
仮に100Mbpsだったとしても、約10倍の「40アクセス」が同時に来れば回線容量をオーバーしてしまう計算です。
現在、SNSなどのソーシャルメディアが普及していますので、拡散などにより、同時に40アクセスというのは、日常的に起こりうる数字なのです。
当然、回線容量をオーバーすると、サイトは表示されません。
こういったことを考慮すると、サーバーのバックボーンの容量が大きければ大きいほど良いとなります。

転送量が多いサーバーを選ぶ

転送量が多いサーバーを選ぶデータ転送量とは、ユーザーがウェブページを閲覧する時に、設置されたサーバーから、送信されるデータ量になります。
サーバーとユーザーとの間に、転送できるデータ量の上限を指します。
ウェブサーバーからの送信されるデータのみではなく、その他にも「メールの送受信」「FTPでファイルの送受信」なども含まれる場合もあります。
では、どのくらいの転送量があれば、十分なのかを把握する必要がありますが、最近の共用サーバーは、転送量の制限を高めに設定してるようです。
「50GB/日以上の設定」なども、珍しくはありません。
これだけの転送量があれば問題ないと思います。

全てのデータ量を含め、1ページ当たりの容量を大きく見積って2MBと想定
1,000アクセス数の場合は、2MB×1,000アクセス数 = 2,000MB = 2GB
※1,000MB=1GBです。
1日50GBまでの転送量の場合、25,000アクセス数まで耐えられることになります。

いずれにしろ、転送量の目安を把握する必要はありますが、「50GB/日以上の設定」といった高めに転送量を設定してるレンタルサーバーであれば、あまり気にする必要がないかもしれません。
ただし、マルチドメインを試用して、たくさんのサイトやブログを運営していく場合、転送量がオーバーする可能性もあるので、一つのレンタルサーバーで、複数サイト運営を考えているのであれば、転送量の多いレンタルサーバーを選んでください。

バックアップサービスが付いているサーバーを選ぶ

バックアップサービスが付いているサーバーを選ぶレンタルサーバーを利用していると、予期せぬデータ紛失という事態に遭遇してしまうことがあります。
ウェブサイトを更新する際に間違えてファイル消去してしまったり、WordPressをカスタマイズしていたら、エラーが発生して、画面に何も映らなくなった。
ローカル上の自分のPCにもバックアップデータがないから元に戻せない。
そのような場合、サーバー側で自動バックアップされていたのであれば、そのバックアップから復旧可能です。
データ紛失は、大きな利益損失に大きく関わってきます。
日常的にデータが消えてしまうわけではありませんが、万が一自分の使っているサーバーにトラブルが起きたとしても安心ですので、
大切なデータを守るために、自動バックアップサービスが付いているかどうかを確認しておきましょう。

 

サポートの品質が高いサーバー会社を選ぶ

サポートの品質が高いサーバー会社を選ぶサーバーは基本的に24時間365日稼働し続けます。
安定性を重視しているとはいえ、やはり機械です。
経年劣化により機器の故障はいずれは発生します。
アクセスが順調に伸びているのに、サーバー機器の故障により、アクセスが遮断されてしまった。。。
自分のサイトにアクセス出来ない状態が長引けば、最悪、Google等の検索エンジンからインデックスを削除される事態にも発展しかねません。
レンタルサーバー会社を選ぶポイントで重要なことは、こういった不具合に対して、迅速かつ的確に対応して、スピーディに復旧できるかということが重要なポイントとなります。
やはりサポート品質が高いレンタルサーバー会社の方が安心できます。
メールだけではなく、電話でもサポートできる会社はいざという時に心強いですよね。

まとめ

  1. 503エラーが出にくいサーバーを選ぶ
    同時アクセス数は公表されていないケースも多いが、同時アクセス数も変更できるオプションプランが選択できるサービスもあります。
    アクセス数が増えてきた場合は、クラウドサーバーや専用サーバーへの乗り換えも検討しましょう。
  2. バックボーンの容量が大きいサーバーを選ぶ
    サーバーのバックボーンの容量が大きければ大きいほど通信速度は安定します。
    レンタルサーバー会社で公表されている場合が多いです。
  3. 転送量が多いサーバーを選ぶ
    「50GB/日以上」など余裕のある転送量を提供しているレンタルサーバーを選びましょう。
  4. バックアップサービスが付いているサーバーを選ぶ
    大切なデータを守るために、自動バックアップサービスが付いているかどうかを確認しましょう。
  5. サポートの品質が高いサーバー会社を選ぶ
    サーバーは基本的に24時間365日稼働し続けます。
    メールだけではなく、電話でもサポートできる会社などサポート品質が高いレンタルサーバー会社を選びましょう。

次回は、「サーバの掟」が実際に使用したうえでおすすめの各レンタルサーバー会社の特徴をご紹介します。

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